大平山(防府市) ・・・・・(宇部M)
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二回目の登山、このたびは二人で登りました。電波中継アンテナを持つため車でも上がれる大平山の登山道コースは他に、富海コース、正面コースがありますが、阿弥陀寺コースはワイルドで谷に添った山紫水明の古道です。標高差570メートル、片道時間90分。360度のパノラルとはいえませんが、瀬戸内海島々、防府地区町並み、南西方面の山々を展望できます。また、ロープウェイの展望台に降りますとより広く展望できます。
阿弥陀寺コースの登山道において、最後の頂上間じかの登りは、ケーブル管敷設の約150メートル長の直登急坂になっています。ここでは別に登り易い分れのバイパスがありますが、健脚、もしくは脚の余力が十分に残っている方は、より登頂達成感を満喫する為にもその道を選択してください。
県内どこからでも眺望できる山、海と山を展望する大パノラマ・・・・大平山
 山口県内で電波塔の林立する山で 標高600メートル以上の山は無知な私の知る限りでは鹿野の「石ヶ岳 924m」、同じく「長野山 1015m」、同じく「金峰山 789m」、美東町の「西ホウベン山 741m」、下関市の「華山713m」、岩国市の「高照寺山 645m」 がありますが、県内中部山岳からでも必ず眺望できて、とりわけ電波塔があるため解かりやすい山が大平山です。
普通、電波塔を設く山は頂上が平たいほうが良いのでしょうが、この山は狭い頂上に林立しており、まるでとんがり帽子をかぶっているようです。これだからこそ他の山からでも眺望できるのでしょう。
反対に、南は瀬戸内海、北は中国山地、を展望できる山を期待するのですが、ここでは最頂上に乗っている電波塔・建物が東・北方面を遮断しておりますので、残念ながら360度のパノラマは期待できません。電波塔・建物の反対側方面で、私の知らない別な展望場所があるのかもしれませんが・・・・。もし、そのとんがり帽子が無かったら真に県内の最高の名山としての冠たる名称が付けられるのではなかろうか。それとも狭い頂上の北側に展望台を突出して作れば最高なのですが・・・。
と思う、登山者なら当たり前のことの感想です。