大崩山 (ワク塚 コース)→ 不登(三里河原 ルートに変更) ・・・・(宇部M)
■2013/04/13〜14 、九州地区、宮崎県で祖母山・尾鈴山・傾山と並んで有名な日本200名山、大崩山に行ってきました。男子 2人、女子 3人で、午前 9時発。延岡市 駅前ホテルまで約6時間。
天候については当日は日本中が春の嵐に悩まされ、宮崎県では午前雨、午後から回復すると聞いておりました。
午後から予想どうり晴れましたので、時間をもてあまし市中の・・・城址を散策しました。
■翌日も思ったとうり晴れで、風は多少ありましたが登山には影響なく、午前5時ホテルを出立し、祝子川(ホオリ)の橋手前(左、旭化成)左折、川に添って県道を登り、登山口に 午前6時15分到着。
すでに道路際に宮崎ナンバーの車があり、登山者6人がスタート準備をしておられました。
風邪が強いこと、岩肌がすべりやすいことなどを挨拶とともお聞きしましたが、さほど問題ないようでした。ところが・・・・・・。
■山小屋A に到着。K氏は帰りの為の渡渉調査をするが難しいと判断。帰りは別の林道ルートに変更を余儀なくされました。ワク塚分岐 Cに到着。渡渉地の川中に先の一行がおられ、橋は昨年の台風で無残に破壊されており、水量の少ない渡渉場所を探しておられました。そこで、私たちは、目的地を「三里河原」に変更しました。突然の変更のため、事前勉強したワク塚方面ルートに対して、「三里河原 」ルート は無知でしたので、途中迷い難儀しました。
■「三里河原」 まで行き、そこも渡渉するようになっておりましたが、増水しており、結局、ここで終点としました。
■帰りに 「美人の湯温泉」に浸かり、マスターの話をお聞きしました。最下に記述しましたので、ご参照下さい。

編集後記
■ 右往左往の話
自宅に帰り早速、別の地図で調べましたところ、その川は 祝子川(ホオリ)でなく喜平越谷川でした。――納得。(最初の地図にそこを記した)
個人的には、川の増水のため計画変更したことにより、次の目標ルートを疎かにしたことが原因であります。
反省すべき点は、次の行動を起こす前に時間を掛けて地図に穴が開くほど見る地図の進行方向方位とコンパスを当てる、――が肝要と思います。
また、直線道から緩やかにカーブするところは、実際の登山者にとっては直線(=同じ方位)でしか感じ得なく、コンパス、あるいはGPS軌跡を見ない限り解からない。――(そんなことを山口県 水の尾山でも経験しました。)
■登山口近くの「美人の湯」のマスターの情報
@渡渉できる水位範囲は水位40センチまで、それ以上は危険。この日は70センチでした。
A「美人の湯」のマスターの問い合わせ時間は午前10時〜午後8時まで。
B橋は昨年の4月に再設置され、10月の台風で再度壊された。次の再設置の情報は無し。
C川の水位は国土交通省ホームページにその日 あるいは前日 の水位の記述があるそうです。
D登山者の一番多いい時節は 5月連休で、駐車するために車が林道片側に1キロ並ぶそうです。
 
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付 録・・・・祝子川のいわれ
祝子川(延岡市)と書いて「ほおりがわ」と読むのですが、「ほおり」の名称は神話に出てくる山幸彦に由来しています。本当の名前はホオリノミコトです。
母のコノハナサクヤヒメ(ニニギノミコトの奥さん)が火を放った産屋の中で産んだ三人の中の末っ子です。火が消えかけて炎が遠くなったところに生まれたので、「火遠理命(ほおりのみこと)」と名づけられました。そして、ホオリノミコトが産屋をつかったのがこの祝子川です。子の誕生を祝う気持ちを文字に託しホオリの読みを合わせたのでしょう。―――(延岡観光協会、「ひむかの神話と伝説」より)