牛斬山〜香春岳(三ノ岳) 縦走・・・・・(宇部M)
■ 2013/02/09 晴れ、2人、車で1時間30分
■後日の皿倉山〜福智山 縦走のため 降り口となります牛斬山へ前調査に行きました。ついでに香春岳も。
■採銅所駅の横駐車地に車を置かせていただきましたことお礼申し上げます。
■登りの途中から雪が地面覆いますが、歩くに支障が無いほどの深さで、しかもすでに1人の方の足跡があり、スムーズに登ることができました。
■ルートで考えさせられたことは、「五徳越峠」へ降り、「香春岳登山口」で思案に迷ったことです。詳しくは下記の地図、画像を参照下さい。
「39福岡県の山」ガイドブックの地図」
では「五徳越峠・香春岳登山口」で直ぐ「岩登りコース」と「一般道コース」が分岐となっており、ガイドブックの文章を読まないと、そこに侵入口が二つあるように見えます。
また、その現場には「岩登りコース」・「ニノ岳方面」の標識はあっても「三ノ岳方面」の標識は無いため、別に登山口があるように思われます。そんなわけで、しばらく「香春岳登山口」に立ち、パズルを解くように二人で思案に耽け、問答しました。
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牛斬山 より
三ノ岳より
1147-03 絵の花には香なし エ・ハナ・コウ 物の本来の姿は、絵や言語などでは十分に表現できないというたとえ。
1707-14 茶の花香より気の花香 チャ・ハナガ・キ・ハナガ (花香は、花の香気。また、煎じたばかりの香りのよい茶の意) 客をもてなすには、香りのよい茶を出すことよりも、真心からもてなすことのほうが大切であるという教え。
1321-04 孔雀は羽故人に捕られ、麝香は臍より身を滅ぼす ハネユエ・ヒト・ト・ジャコウ・ヘソ・ミ・ホロ (麝香鹿の雄は、臍の後方皮下に麝香を出す腺をもっている)他人より優れた長所や才能を持つことにより、かえって損をしたり不幸になったりするたとえ。類「翡翠ヒスイは羽を以て自ミズカら害ソコナわる」「直木チョクボク先マず伐キらる」
1376-10 香餌の下必ず死魚有り コウジ・モト・シギョ 利益の欲望のために人は身を滅ぼすことも厭わないものだというたとえ。また、利益のかげには必ず危険が潜んでいるというたとえ。三略サンリャク  類「腹を剖きて珠を蔵む」「高飛の鳥も美食に死す」、参考「蛇は口の裂くるのを知らず」
薫は香を以て自ら焼く クン・コウ・ミズカ・ヤ (薫は香草、香草は香りが良いために焼かれるはめになることから)
沈香も焚かず屁もひらず ジンコウ・タ・ヘ 特に良くも悪くも無く平平平凡である。また、役にも立たないが害にもならない。「線香も焚かず屁もひらず」ともいう。
梅は蕾より香あり ツボミ・カ
1783-01 遠きは花の香 ハナ・カ 遠くにあるものはなんでもすばらしく思われるが、身近なものはよくおもわれないということのたとえ。
1524-05 春秋に富む シユンジユウ・ト (春秋は、歳月) 将来の年月が十分ある。年齢がまだ若い。将来性がある。 史記 類「先がある」
1525-03 春風駘蕩 シュンプウ・タイトウ (駘蕩は、のどかでおだやかなさまの意)@春の景色のおだやかなさま。A人柄や性格が温和でおおらかなようすのたとえ。用例 彼は・・・の趣があってそばにいるだけで心が和ナゴんでくる。 対「秋霜烈日」
May-27 春は蛙が目を借りる カエル・メ・カ (春先はかえるに目を借りられてしまうために眠いという言い伝えから) 春はひどく眠たいということ。類「蛙の目借メカり時」、「春眠暁を覚えず」
1525-06 春眠暁を覚えず シュンミン・アカツキ・オボ 春の夜は短いうえに、こころよくて、ついぐっすり寝過ごしてしまい、夜明けも気づかない。春の朝の容易に起きがたいさまをいう。孟浩然モウコウネン 類「春は蛙が目を借りる」
1484-07 時節の梅花春風を待たず ジセツ・バイカ・シュンプウ・マ 梅は花を開くべき時節が来れば自然に咲き、春の暖かい風が吹くまで待ったりしない。自然の流れは人間の手の届かないところで定められていて、人間がどうこうすることはできないということ。
Jan-27 春の日は暮れそうで暮れぬ 春の日長の日は沈みそうでなかなか沈まないということ。対「秋の日は釣瓶ツルヘ落とし」
21187-03 陽春の曲、和する者必ず寡なし ヨウシュン・キョク・ワ・モノ・カナラ・スク (陽春の曲は、古代中国で高尚とされた歌曲の名。低俗な曲はだれでも調子を合わせて歌う事ができるが、高尚な曲になるといっしょに歌える者はごく少ないという意から)偉大な人の言行を普通の人が正しく理解することはなかなか難シイトイウタトエ。後漢書 
春蘭秋菊ともに廃すべからず シュンラン・シュウギク・ハイ (春の蘭も秋の菊も、共に趣があり、どちらが優れているとも決め難いの意)
1524-08 春宵一刻値千金 シュンショウ・イツコク・アタイ・センキン 月はおぼろにかすみ、花の香が漂う春の夜のながめや気分は、ほんのわずかな時間が千金にも値するほどの素晴らしさがある。蘇軾ソショク  参考 中国では、ほとんど男女の恋情を述べるときに限定して用いられる。
1926-19 春の日に庇を下ろす ハル・ヒ・ヒサシ・オ (たいして強くない、おだやかな春の日差しを、ひさしを下ろして防ぐの意から)必要以上に用心したり、心配したりするたとえ。
21011-07 冬来たりなば春遠からじ フユ・キ・ハル・トウ 現在不幸でつらくてもそれを耐え抜けば、前途には明るい希望が見えてくるというたとえ。 参考 イギリスの叙情詩人シェリーの「西風に寄せる歌」という長詩の結びにある一節。
21216-06 梨花一枝 春 雨を帯ぶ リカイッシ・ハル・アメ・オ (一枝の白い梨の花が、春も最中の雨にぬれている。唐の玄宗皇帝と別れて、今はひとり仙界に住む楊貴妃が思慕の涙を流すさまを形容した詩句から)美人が涙を浮かべて悩み悲しむ風情のたとえ。白居易
1926-18 春の日に兔を釣るよう ハル・ヒ・ウサギ・ツ 気の長いさまのたとえ。
付録・・・・故事・ことわざ・慣用句   「香」・「春」 で抽出