山口県 如意ヶ岳→桂木山(日の峰川谷詰めコース) ・・・・・(宇部M)
■ 2014/03/22 (土) T氏と如意ヶ岳 544m→桂木山 701mに行ってきました。
過去、如意ヶ岳は日の峰コース で一度、桂木山は別コースで過去3度目ですが、今回、如意ヶ岳を登り、続けて 桂木山 日の峰川谷詰めコースを辿りました。帰りは巡視路コース。
■ 日の峰川谷詰めコース、巡視路コースは初めてで、一度、「桂木山」と名付けられたところのカツラの大木を見たいと思いこの古いコースを選択しました。
思ったとおり登山口には標識・赤テープがありません、また、途中も 赤テープはありません(一箇所だけあった)  あるのは谷を詰めた所から左の尾根に取り付くためのテープはありました
■そこまで辿りつくまで、根気よく踏み跡を見つけて前進しやすい通路を探し前進するわけです。ヤブコキはありませんが、倒木が多く進行を阻み歩行に時間がかかります。古い地図「防長山野へのいざない」では 如意ヶ岳駐車地より頂上まで 75分ですが、初登者は 2時間を想定したほうが良い。
踏み跡(通路・登山道)は、川に沿って左岸・右岸にあり、川を外さ無い限り、また、分岐も無く迷うことはありません。ただそこは谷間で周辺は鬱蒼としており、否が応でも気分的にも嫌気と不安感が鬱勃します。単独では途中で引き返すことは当たり前でしょう。
■地図上では川を詰めた所から左にカーブして、尾根分岐に行く。後は旧白糸滝コースと合流して上りは簡単なようです。しかし、実際に行きますと、尾根分岐手前の左にカーブする地点(地図 600地点)は初めて行く方に対しては恐怖です。標識あるいはテープはあるのか?? 、もし見つけられなかったなら・・・・。そんな疑心暗鬼が焦りに変わります。地図上で、川から外れ、何処でも良いからヤブこいて左の尾根に上り、そこを辿り屋根分岐点まで行くか。あるいは谷より直接、 山頂を目指すか。そんな無謀・余計なことを考えさせられるコースです。ただ面白いのは「赤信号みんなで渡れば怖くない」発想であれば、勇気が不安を無くし、冷静な判断が下せます。ここが面白いところです。
ともかく教科書どうり最後まで真直ぐ谷を詰めれば(ガレ川まで)、必ず左岸に赤テープを発見できます。途中で別方向をとらないことです。(参考 地図400地点と尾根分岐 401地点の標高差は11メートルです)
■このコースを辿るには経験した方(過去このコースを辿った)との同行がベストですが、初めての方に十分に画像と手書き地図を載せましたので御参照下さい。
■下山は遠廻りで鉄塔117から118へ行くよりも、直接、鉄塔118に行く方が良いのですが、頂上に着いたらその道を探してください。ヤブ道ではないかと思いますが・・・・??。
■最後に、GPS 線は密集した高木地帯、谷では誤差が大きいので、398 地点はかなりずれていますことをお知らせします。
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