1 | 21166-08 | 山高からざれば則ち霊ならず、淵深からざれば則ち清からず | ヤマ・タ・スナワチ・レイ・ フチ・フチ・フ・キヨ |
(山は高くないと神神しい威厳を人に与えないし、淵も深くないと澄んだ神秘を人に与えないということから) 何事も平凡でありきたりでは人に感銘をあたえないというたとえ。 |
2 | 21237-02 | 霊神怒りをなせば災害岐に満つ | レイジン・イカ・サイガイ・ チマタ・ミ |
神仏を敬わずしていると、その怒りをかい、罰として災害がいたる所に生じる。 |
3 | 21175-09 | 幽霊の浜風 (に逢ったよう) | ユウレイ・ハマカゼ・ア | (精気のない幽霊が、浜辺の風に吹かれていっそう力が抜けたように)元気を失ってぐったりしたさま、迫力のないさまをたとえていう。 |
4 | 1124-06 | 外幽霊の内弁慶 | ソト・ウチ・ | 外に出ると(幽霊のように)おとなしくして目立たないのに、家の中では(弁慶のように)いばっているひとのたとえ。また、そのような人。単に「内弁慶」ともいう。 |
5 | 21175-08 | 幽霊の正体見たり枯れ尾花 | ショウタイ・ミ・カ・オバナ | (尾花はすすきのこと)恐怖心の心で物を見ると、何でもない物までも恐ろしいものに見えてくる。 |
6 | 21236-09 | 霊犀一点通ず | レイサイ・イッテン・ツウ | ☆(霊犀は霊妙な犀。その角には中心に穴があり根元から先端にまで通じているといわれる) 人の心の通じ合うことのたとえていう。李商隠リショウイン |